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中国に次いでポーランドにも…グローバル投資の歩幅を広げるSKイノベーション

中国に次いでポーランドにも…グローバル投資の歩幅を広げるSKイノベーション

Posted March. 28, 2019 08:13,   

Updated March. 28, 2019 08:13

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SKイノベーションが、ポーランド南西部のシロンスク州に電気自動車バッテリーのコア素材であるリチウムイオン電池分離膜(LiBS)の生産工場を新設すると、27日明らかにした。忠清北道曽坪(チュンチョンブクド・ジュンピョン)工場と現在建設中の中国江蘇省常州の工場に次ぐ3番目のLiBS生産基地となる。ポーランドの新工場は、年間生産量が3億4000万平方メートル規模で、投資額は約4300億ウォンとなっている。SKイノベーションはまた、曽坪工場の規模も現在の年間生産量3億6000万平方メートルから、今年11月までに5億3000万平方メートルへと増設することにした。曽坪工場の増設と中国、ポーランド工場の新設が完了すると、年間総生産量は12億1000万平方メートルに増える。SKイノベーションの関係者は、「新設と増設が完了すれば、LiBS市場首位の日本の旭化成に、本格的に追いつけるだろう」と語った。

また最近、大田(テジョン)技術革新研究院にフォルダブルフォンのコア素材「FCW」の生産工場を完成したのに続き、曽坪工場にも400億ウォンを投資して量産設備を備える計画だ。FCWは、最近注目を集めている折れたり(Foldable)、曲げたり(Flexible)、丸めたりすることのできる(Rollable)ディスプレイ用素材である。今年2月にスペインのバルセロナで開催された「MWC2019」で公開されたフォルダブルフォンの一部に搭載されたことが分かっている。


黃泰皓 taeho@donga.com