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ロシアのダンスと歌声が金堤の田んぼの平野を彩る

ロシアのダンスと歌声が金堤の田んぼの平野を彩る

Posted October. 08, 2018 08:16,   

Updated October. 08, 2018 08:16

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7日午後2時、コメどころである全羅北道金堤市(チョルラブクド・キムジェシ)の金色の田んぼの平野に、ロシアダンスと歌声が響き渡った。国内最大の農耕文化祭である金堤地平線祭のプログラムで、最も近い欧州の国であるロシアの文化を紹介する「ロシアン・デー」のイベントが開かれた。イベントには生徒芸術団など国内に居住するロシア人350人余りが参加し、ロシアの踊りと音楽を披露し、牛車乗りなど韓国の様々な伝統農耕文化を体験した。

駐韓ロシア大使館付属学校と釜山(プサン)ロシア国際学校の生徒約30人が、ロシアの踊りと歌声を披露し、特別招待されたウラジオストク功勲アンサンブルの「ビフル」はロシアの伝統舞踊「コサックダンス」を踊り会場を熱く盛り上げた。国内に居住するロシア人アーティストたちが、ロシアのバレエ曲や民俗音楽を演奏した。会場の隣のブースでは、ロシアの木彫人形などの工芸品と伝統衣装が展示され、「ピロシキ」(コロッケ)や「ブリンツ」(パンケーキ)などロシア料理を無料試食するコーナーも設けられた。ロシア人学校の在学生であるブラダ・マロレカさん(15)は、「韓国にもこのように広い田んぼの平野があるとは思わなかった」とし、「凧揚げとバッタ取りが特に楽しかった」と話した。

今年で20回目を迎える金堤地平線祭は、1700年前に築造された最も古い水利施設である碧骨(ピョッコル)堤と国内で最も広い田んぼの平野を舞台に繰り広げられる伝統農耕文化祭だ。8年連続で文化体育観光部指定の最優秀祭と5年連続の代表祭りに選ばれた。今年は、グローバル育成祭りに指定された。

今回の祭りでは、碧骨堤伝説の双龍遊び、豊年祈願の立石(イプソク)綱引き、地平線米おこし、韓半島旗作り、挑戦!2033グローバル・チェギチャギなど、国内外の人々が参加するプログラムが多かった。ロシアのソロベフ・パベルアレクセイビッチ在外同胞協力庁韓国代表は、「ロシア大使館と金堤市が協力して、国内に居住するロシア人たちに韓国の祭りを紹介し、ロシアの文化を韓国人に知らせる良い機会だった」と語った。


金光午 kokim@donga.com