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2千番目の宝物、金弘道の8曲屏風「三公不換図」指定

2千番目の宝物、金弘道の8曲屏風「三公不換図」指定

Posted October. 05, 2018 08:33,   

Updated October. 05, 2018 08:33

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2千番目の宝物が出た。文化財庁は4日、檀園(ダンウォン)金弘道(キム・ホンド、1745~?)が1801年、純祖の天然痘全快を記念して描いた8曲屏風の図「三公不換図」を宝物2千号に指定すると明らかにした。1962年の文化財保護法制定以来56年ぶり。

文化財庁が分類する韓国の文化財の種類は、有形文化財、無形文化財、記念物、民俗文化財。有形文化財の中で重要なものを宝物、人類文化の観点で価値が高く貴重な遺物は国宝に指定される。

文化財庁は1962年12月、国宝第1号ソウル崇礼門(スンレムン)をはじめ116件を国宝に、来年1月にソウル興仁之門(フンインジムン)(宝物第1号)など423件を宝物に一括指定した。その後56年間、計336件の国宝と2132件の宝物を指定した。宝物の番号より実際の指定件数が多い理由は、同様の遺物を一括りにして枝番号で指定するためだ。宝物419号三国遺事の場合、三国遺事の巻2は419-2号、巻4~5は419-3号と指定される。

一方、宝物指定番号の中には、途中で抜けたものもある。宝物に指定されたが国宝に昇格したり価値を再評価して宝物から脱落したケースがあるためだ、宝物第218号の「論山 灌燭寺 石造彌勒菩薩立像」などは今年国宝になって番号が消えた。反対に宝物第5号だった「安養中初寺址三層石塔」は1997年に市道有形文化財になり、この番号が空くことになった。

一方、文化財庁は同日、「珍島 雙溪寺 木造釋迦如來三尊坐像」(宝物1998号)、「大邱 桐華寺 木造阿彌陀如來三尊像」(宝物1999号)、「資治通鑑 卷129~132」(宝物第1281-6号)を宝物に指定した。


柳原模 onemore@donga.com