Go to contents

柳賢振のリーグ戦最終登板は29日、ポストシーズン起用がかかる大一番

柳賢振のリーグ戦最終登板は29日、ポストシーズン起用がかかる大一番

Posted September. 27, 2018 08:30,   

Updated September. 27, 2018 08:30

한국어

多くのことがかかった今季の最終登板だ。

メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの「コリアンモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン=31・写真)の今季最終登板日程が決まった。当初の予想より1日繰り上げられた29日に適地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発登板する。

柳賢振の今回の登板には多くの意味が込められている。まずチーム内の地位を物語る。26日現在、ナショナルリーグ西地区2位コロラド・ロッキーズに0.5ゲーム差で地区首位を維持しているドジャースは、地区ライバルのサンフランシスコとの3連戦にベストカードを総動員し、自力での地区優勝を決めたいと意気込んでいる。29日の柳賢振に続いて30日にはクレイトン・カーショーが、翌月1日にはウォーカー・ビューラーが登板する。カーショーとビューラーはポストシーズンでドジャースの先発1番手と2番手が有力視されている。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「(最初に先発を予定していた)リッチ・ヒルも良く投げたけど、柳賢振は最近の4、5試合でナショナルリーグの誰よりも良く投げている」と言い、先発登板を決定した理由を明らかにした。先月に負傷から復帰し、8試合で3勝3敗、防御率1.93を記録している柳賢振は、特に直近の2試合で無失点で連続勝利を挙げるなど絶好調だ。サンフランシスコ戦でも好投する場合、ポストシーズンでも重用される可能性が高い。

各チームは、リーグ戦では通常5人での先発ローテーション体制を維持するが、短期決戦のポストシーズンでは3、4人の先発投手でマウンドを運用する。大リーグデビュー2年目だった2014年以降、ポストシーズンで登板する機会をつかめなかった柳賢振が久々にポストシーズンで活躍できるのかに関心が集まる。

29日の試合は、柳賢振個人にも意味が大きい。現在、防御率2.00を記録中の柳賢振は、この日の試合結果試合で防御率を1点台に下げることも可能だ。規定投球回数を満たしていないが、意味ある記録だ。柳賢振のメジャーリーグでの最高記録は2013年の3.00だ。今季はホーム(防御率1.15)に比べて多少振るわなかったアウェーでも安定した投球がでいることを証明する必要がある。


姜泓求 windup@donga.com