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北朝鮮、たいまつ行進など9・9節5大イベント準備

北朝鮮、たいまつ行進など9・9節5大イベント準備

Posted September. 05, 2018 09:23,   

Updated September. 05, 2018 09:23

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北朝鮮が、政権樹立70周年記念日(9・9節)に少なくとも1万人が参加する軍事パレードを含め5つの大イベントを準備しているという。北朝鮮は平壌(ピョンヤン)内の外国大使館や国際団体関係者の参加の受け付けを始めた。

4日、北朝鮮専門メディア「NKニュース」によると、北朝鮮当局は最近、平壌駐在の海外公館や国際機関に送った公文書で、9・9節に5つのイベントが行われると紹介した。軍事パレードや「栄光の祖国(Glorious Country)」という名前の大規模マスゲーム、たいまつパレード、大規模な群衆集会などだ。北朝鮮当局は、「参加するイベントを確定して伝えれば、具体的な日程や場所などを連絡する」と公示し、現在受付けをしていると、NKニュースは伝えた。

北朝鮮は6日から3日間、高麗(コリョ)航空の北京~平壌便を正規便のほかに臨時に6便追加し、外国人観光客も受け入れる予定だ。

軍事パレードの規模は、2月の建軍節と同程度の規模になると見られている中、「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)は同日、1万人ほどと推定される軍人が軍事パレードを練習していると報じた。人工衛星を保有する「プラネット・ラボ」が先月31日、軍事パレードの練習場とされる平壌美林(ミリム))飛行場の北側広場を撮影して判読した結果、約40の点の形の集団が広場の中心部に2列に並んだ様子が捉えられたという。

兵士が集まっていると見える点は、正四角形の形で一定の間隔を置いて2列に並んでいた。過去の軍事パレードで、兵士250~300人が1つのグループを作って正四角形の形で行進したことから推測して、練習には最大1万2千人の兵士が動員されたと推定される。このほかに美林飛行場から約45キロ離れた順天(スンチョン)空軍基地では、先月まで駐留していた15~17機の戦闘機が3~5機に減った。戦闘機も練習に動員されたと推定される。

9・9節では、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が演説するかどうかに関心が集まる。北韓大学院大の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は、「行事と共に重要なのが金正恩氏の演説とその後の労働新聞などから出るメッセージ」とし、「米国、中国、韓国に対する北朝鮮の対外メッセージと今後の政策方向を探ることができるだろう」と指摘した。


イ・ジョンウン記者 lightee@donga.com