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南北合同チームで注目度高まるアジア大会、選手団長「メダル200個を期待」

南北合同チームで注目度高まるアジア大会、選手団長「メダル200個を期待」

Posted August. 01, 2018 09:53,   

Updated August. 01, 2018 09:53

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韓国は18日に開幕する2018ジャカルタ・パレンバン・アジア大会に選手811人を含めた全1047人の選手団を派遣する。国際総合大会で大規模の選手団を率いることになった金晟祚(キム・ソンジョ)団長(60=韓国体育大学総長・写真)は、「うちの選手たちが実戦で最高の活躍をしてもらうために、猛暑の中でも最終調整の練習に集中している。国民の高い関心と応援が、選手たちの足取りを軽くしてくれると思う」と言い、国民の応援を訴えた。

金団長は、今回のアジア大会は他の大会とは違う格別な意味を持つと強調した。「南北合同入場と女子バスケットボール、漕艇、カヌーで南北合同チームが実現した。ピースメーカーを担うことになった韓国選手団が、世界の注目を浴びることになっただけに、重い責任感を感じる」。

アジア大会での南北合同入場は2006年のドーハ―大会以来12年ぶりに実現する。金団長は、「東西和解のきっかけになった1988年のソウルオリンピックが30周年を迎えた。2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックは南北交流の呼び水となった。アジア大会も、そうした流れをくむ大会になることを期待している」と話した。

韓国は、今大会でアーチェリー、射撃、フェンシング、テコンドーなどメダル箱種目の活躍で金メダル65個以上を目指し、6大会連続の総合2位を目標に据えている。金団長は「全体的に200個前後のメダルを期待している。組み合わせなどによってメダルの色は変わると思う。2020年に東京オリンピックを開催する日本が数年からスポーツ庁を新設してエリートスポーツを集中育成しているので、厳しい挑戦が予想される」とも話した。

インドネシアで開催される今大会は、高温多湿な気候と交通渋滞、劣悪な競技場施設などが悪材料として浮上した。金団長は、「種目別に事前の現地練習などで徹底的に準備してきた。大会中、アジア大会では初めてコリアハウスを運営し、選手たちに食べ物とゆっくり休める空間を提供する予定だ」と話した。


金鍾錫 kjs0123@donga.com