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日本で猟奇的連続殺人事件、アパートに切断9遺体

日本で猟奇的連続殺人事件、アパートに切断9遺体

Posted November. 02, 2017 09:45,   

Updated November. 02, 2017 11:00

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ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を通じて自殺願望の人を探し、「一緒に死のう」と誘う方法で、2ヵ月間で9人を殺害した連続殺人の容疑者が日本で逮捕され、衝撃を与えている。容疑者の家からは、9遺体の頭部と240本の骨が発見された。

1日、朝日新聞などによると、警察は前日、神奈川県座間市のアパートで、白石隆浩容疑者を逮捕した。白石容疑者は、アパートに引っ越してきた8月22日から2ヵ月間で10代4人、20代5人を殺害した容疑を受けている。性別は男性1人、女性8人。

白石容疑者は捜査で、「ツイッターのやりとりを通じて知り合った。初めて会ったその日に全員殺した」とし、犯行動機は「金銭を奪い、性的暴行をするため」と供述した。殺害した後、浴室で死体を切断し、頭部と骨をクーラーボックスと大型の収納箱に猫の排泄物処理用の砂などと一緒に入れて保管した。白石容疑者は、「内臓はゴミとして捨てた。頭部や骨も捨てたかったが、ばれるかもしれないと思い捨てられなかった」と話した。住民たちはメディアに「以前から部屋から下水のような臭いがしていた」と話した。

警察が、先月24日に「妹と連絡が取れない」という男性の通報を受けて捜査に着手し、白石容疑者の犯行が明らかになった。行方不明の女性はツイッターに「死にたいが一人では怖い」と投稿し、白石容疑者は「一緒に死のう」と言って女性を誘い出して殺害した。警察は、白石がほかの被害者も同様の手口で誘い出し、暴行して殺害したと見ている。

容疑者は新宿歓楽街に女性を紹介する仕事をし、今年2月、売春に関与した疑いで逮捕され、執行猶予6ヵ月の判決を受けた。その後、父親に「生きていても意味がない」などと話したという。

読売新聞は、犯罪心理学者の言葉を引用して、「短期間に9回も殺人を繰り返したことは過去に例がない。SNSの普及で、犯罪者が自殺願望の人に簡単に接触できるようになったことが事件の背景」と伝えた。



張源宰 peacechaos@donga.com