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韓国の7大宗教指導者に会った法王、「宗教間に尊重を」

韓国の7大宗教指導者に会った法王、「宗教間に尊重を」

Posted September. 04, 2017 09:41,   

Updated September. 04, 2017 09:42

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「神様が韓国人に平和と(南北)兄弟間の和解というギフトを下さることを常に祈ります」

フランシスコ法王は2日(現地時間)、バチカン宮殿で韓国宗教指導者協議会(宗指協)に会った席で、「人類は個人と共同体、民族、国家の紛争を拒否し、大きな調和を追求しなければならない」とした上でこのように語った。

法王は、「カトリック教会は、他の宗教家と会話し、協力しながら彼らの資産と価値を認め、保護し、増進することを勧告する」とし、「宗教間対話が実を結ぶためには、常に開放的で、互いに尊重しなければならない」と述べた。

また、「(2014年に)美しい韓国の地に向かった巡礼が思い浮かぶ。当時、神と愛する韓国人に大変くありがたかった」とし、「私たちの完全な友情とお互いに受けた良いものが、皆と一緒に前に進む力になってくれることを願う」と付け加えた。

同日の特別謁見には、宗指協代表議長である金喜中(キム・ヒジュン)大司教とハン・ウンスク圓円仏教敎政院長、イ・ジョンヒ天道教敎領、キム・ヨングンソンギュングァンジャン、イ・ギョンホ聖公会ソウル教区長など、7大宗団の指導者20人余りが参加した。彼らは、「現在の危機が解決できるように韓半島の非核化と平和定着のために祈ってほしい」という共同名義の書簡を伝えた。宗指協の関係者は、「法王が韓国宗教指導者と別途に室内で面談したのは史上初めてだ」とし、「フランシスコ法王の韓国に対する深い関心と愛情が伺えた」と説明した。



丁陽煥 ray@donga.com