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宋永武国防長官「北朝鮮核への対応力強化を」、米国に戦術核を打診

宋永武国防長官「北朝鮮核への対応力強化を」、米国に戦術核を打診

Posted September. 01, 2017 07:49,   

Updated September. 01, 2017 07:58

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米ワシントンを訪問中の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官が先月30日(現地時間)、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)、マティス国防長官との会談で、戦術核の韓半島再配備について議論した。政府関係者は同日、ワシントンで特派員に対して、「(宋長官が)マクマスター補佐官らに韓国の野党とメディアが(戦術核の再配備を)求めている」とし、「韓国の核政策がどういうものか説明した」と明らかにした。

別の関係者は、「北朝鮮の核の高度化で韓国国民の安保懸念が強まり、国会や保守層が戦術核の再配備を求めていることを(宋長官が)説明した」とし、「ミサイル指針の改正(弾頭重量の拡大)と米戦略兵器の韓半島配備の必要性を説明する過程で戦術核の問題が話し合われた」と伝えた。また「米国側は、韓国でそのような議論があることを知っており、韓半島の安保の必要性に共感した」と伝えた。

マティス長官は韓国側のミサイル弾頭重量の拡大要請に対して肯定的な返答をしたと、同関係者は伝えた。また宋長官は、北朝鮮の核・ミサイル挑発の対応力を強化する次元で、原子力潜水艦導入の問題も議論したという。

一方、米空軍のB1B戦略爆撃機(別名「死の白鳥」)2機とF35Bステルス戦闘機4機が同日、韓半島に出撃し、江原道(カンウォンド)の必勝射撃場で韓国空軍F15K戦闘機と空対地実射撃訓練を行った。B1B爆撃機とF35B戦闘機の編隊が同時に韓半島上空で展開したのは初めて。



ユン・サンホ軍事専門記者 ワシントン=パク・ジョンフン特派員 sunshade@donga.comysh1005@donga.com