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「光明~開城間鉄道の接続により南北関係が改善」

「光明~開城間鉄道の接続により南北関係が改善」

Posted August. 18, 2017 10:31,   

Updated August. 18, 2017 10:36

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京義(キョンイ)線鉄道の最北端駅から高速鉄道(KTX)光明(クァンミョン)駅と北朝鮮の開城(ケソン)とをつなぐ南北鉄道連結案が議論された。京畿(キョンギ)光明市は17日、坡州都羅山(パジュ・トラサン)駅で梁基大(ヤン・ギデ)光明市長、与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル) 朴釘(パク・ジョン)議員、チン・ジャンウォン韓国交通大学交通大学院長など100人余りが出席した中、「光明〜開城ユーラシア大陸鉄道の外部委託着手セミナー」を開いた。

光明市は今回の外部委託研究を通じて、2015年から推進してきた「KTX光明駅のユーラシア大陸鉄道の出発駅育成計画」がより具体化されることを期待している。光明と開城とを結ぶ鉄道が開通すると、ユーラシア大陸鉄道の出発駅としてKTX光明駅がソウル駅より、コストや距離などにおいてより利点が多いだろうと見ている。

KTX光明駅は、5つの鉄道路線と5つの広域幹線道路網が接続された首都圏の交通ハブと言われている。新安山(シンアンサン)線の複線電鉄など4つの鉄道路線と光明〜ソウル民間資本高速道路など2つの道路網も追加で計画されているなど、交通中心地としての利点が多い。

さらに、北朝鮮と中国が2014年に合意した開城〜海州(ヘジュ)〜平壌(ピョンヤン)〜新義州(シンイジュ)〜中国丹東をつなぐ高速鉄道の建設計画とかみ合うことになれば、「北東アジアの日帰り生活圏時代」が開かれるかもしれない。KTX光明駅から出発した高速列車は、中国北京まで7時間で行くことができる。

一方、梁市長は6月、ロシアの交通要衝であるイルクーツク市とモンゴルの首都ウランバートル市を訪問して、経済、交通などで相互協力することに合意し、覚書(MOU)を交わした。光明市は昨年、ユーラシア大陸鉄道が通過する中国琿春市、丹東市、ロシアのハサン自治郡との交流を拡大することで合意した。これにより、ユーラシア大陸鉄道の要所にある5つの都市と協力する案を用意することになった。梁市長は、「KTX光明駅から開城まで南北鉄道がつながると、地域均衡発展、南北関係の改善に大きく貢献するだろう」と語った。



盧志炫 isityou@donga.com