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「コナ」発表の鄭義宣副会長、「SUVフルラインナップを20年まで構築」

「コナ」発表の鄭義宣副会長、「SUVフルラインナップを20年まで構築」

Posted June. 14, 2017 08:38,   

Updated June. 14, 2017 08:39

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現代(ヒョンデ)自動車の鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長が、戦略車種「コナ(KONA)」を直接紹介した。現代自の小型スポーツユーティリティ(SUV)市場への参入を本格的に宣言したのだ。鄭副会長は2020年までに2種類以上のSUVを新たに発売し、SUVラインを大幅に強化する計画も明らかにした。

現代自は13日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)にある「現代モータースタジオ高揚」で、コナ公開イベントを開いた。コナは、最近急成長している小型SUV市場を攻略するために現代自が念を入れて開発したモデルである。

同日の行事では、「Aloha KONA(アロハコナ)」と書かれた白いTシャツを着た鄭副会長が直接、ライム色のコナを運転して登場し、車両を紹介した。鄭副会長は、ジェネシスブランドの戦略発表に出たことはあるが、個別車種の公開に直接乗り出したのは今回が初めてだ。

鄭会長は同日、「コナは、現代自が初めて投入する小型SUVであり、世界中の顧客と一緒にする新たな戦略車種だ」と語り、「悩みの中でも、夢を見て、誠実な人生を生きながら合理的な消費を目指す若い世代、または若い考えをする顧客を念頭に開発した」と明らかにした。米ニューヨークと英ロンドンなどの主要大都市消費者のニーズを集中的に分析して、車両に反映したという。

鄭副会長は、このように開発されたコナが、△小さいが強くてたくましい車、△スタイリッシュで安全な車、△機能が多様でありながら使い勝手のいい車と要約した。小型SUVとはいえ、安全のためのスマート技術を大幅に適用し、超高張力鋼板の割合を増やして安全性を高め、パワートレインなども同級最高水準だという。鄭副会長は、「都心走行性能へのニーズを積極的に反映しており、燃費も競争車種より10~15%ほどいい」と付け加えた。コナのデザインには、従来の小型SUVに比べ高さは5センチほど低く、全幅は広い「ローアンドワイドスタンス」の概念を適用して、ダイナミックな感じを強調した。

現代自は14日から、国内でコナの事前契約を開始し、今月末に販売を開始する。今年の販売目標は、国内では2万6000台、海外では4万1000台となっている。来年は国内で4万5000台、海外で15万台の販売目標を立てた。現代自によると、国内小型SUV市場は、2015年の8万6233台から、2016年は10万7295台へと24%以上も成長した。ティボリ(双竜自動車)とQM3(ルノー三星自動車)などが、この市場の主要車種となっている。世界市場でも小型SUVは、昨年は2432万台が売られ、2015年より20%以上も伸びた。現代自は、インドや中国などで良い反応を得ているクレタとix25などは、コナ発売とは関係なく継続的に販売する計画だ。コナは、国内と米国、欧州市場攻略に重点を置くことにした。

鄭副会長は、2010年以降毎年平均20%弱の成長率を示すグローバルSUV市場を積極的に攻略するとして、中長期戦略も公開した。氏は、「2020年までにすべてのセグメントのSUVフルラインアップを構成する。コナより小さい超小型SUV、サンタフェより大きい大型SUVも発売する予定だ」と明らかにした。また、今後、電気自動車や水素電気自動車、高性能エンジンなどでパワートレインを多様化すると説明した。

一方、現代自による他の自動車メーカーの買収に関する質問に対して鄭副会長は、「現在進めている計画はない」と答えた。それと共に氏は、「中国では自動車メーカー間買収合併が活発だが、我々が関心を持っているのは情報通信技術(ICT)分野だ」と明らかにした。未来自動車の開発が自動車業界の最大の話題となっているだけに、既存の自動車メーカーではなく、ICT企業と協力することのほうがより重要であることを意味する。最近現代自は、世界最大手のネットワーク機器・ソリューション企業「シスコ」はもとより、百度、ウーバーなどとも協力を強化している。



金道炯 dodo@donga.com