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手の動きで操り、自撮りまで…中国のドローン大手DJIが300gの「スパーク」公開

手の動きで操り、自撮りまで…中国のドローン大手DJIが300gの「スパーク」公開

Posted May. 31, 2017 08:43,   

Updated May. 31, 2017 08:47

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世界最大手の無人航空機(ドローン)メーカーである中国「DJI」が、手の動きだけで操作が可能な超小型無人機「スパーク」(写真)を発売した。DJIコリアは30日、京畿道龍仁(キョンギド・ヨンイン)にあるドローン飛行場「DJIアリーナ」で、スパークを国内で初めて公開した。

スパークには、手の動きだけでドローンの動きを操縦できる「ジェスチャーコントロール」機能が、ドローンの中では初めて搭載された。宙に浮いたドローンに向かって手のひらを伸ばした後、希望する方向に手を動かすと、ドローンが手のひらの方向に動く。ドローンに向かって手を振ると、遠距離撮影が可能なようにドローンが人から離れ、両手の親指と人差し指で四角形を作ると、自撮りのモードに変換される。

既存のドローンは、専用のコントローラで動きを操作する必要があった。ムン・テヒョンDJI韓国法人長は、「ドローンのカメラにディープラーニング技術を適用して、手の動作を認識させている」と説明した。

スパークは、DJIが披露したドローンの中でサイズも最も小さい。成人の手のひらほどの大きさに、重量も缶飲料水並みの300グラムに過ぎない。小さくて軽いので、手の上に乗せた状態で離陸と着陸が可能である。価格は62万ウォン。

スパークの発売により、ドローンが日常生活でも役に立つものと予想される。既存のドローンは、体積が大きくて操作が難しく、映画や自然景観の撮影目的として専門家たちが主に活用してきた。ムン法人長は、「スパークは、手の動きだけで操作できる上、携帯も楽なので、ドローンを扱ったことのない人たちも手軽に利用できる」と説明した。



金哉希 jetti@donga.com