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経済副首相に「土の箸匙神話」の金東兗氏指名

経済副首相に「土の箸匙神話」の金東兗氏指名

Posted May. 22, 2017 08:40,   

Updated May. 22, 2017 08:41

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、新政府の初代経済副首相兼企画財政部長官に金東兗(キム・ドンヨン)亜洲(アジュ)大総長(60)を指名した。

文大統領は同日、大統領府春秋館で行われた内閣・大統領府人選ブリーフィングで、「早期に危機を克服して雇用と経済活力を作り出すことが新政府の最も重要な国政課題」とし、「経済の指令塔である経済副首相の人選で、総合的な危機管理能力と大胆な推進力を最も重点的に考慮した」と明らかにした。そして、「金氏とは個人的な関係はないが、清渓川(チョンゲチョン)の貧しい家庭で育ち、誰よりも国民の苦しみを共感できる人」と起用の背景を説明した。

また文大統領は、大統領国家安保室長に鄭義溶(チョン・ウィヨン)大統領府外交安保タスクフォース団長(71)、政策室長に張夏成(チャン・ハソン)高麗(コリョ)大教授(64)を任命した。これで大統領府室長級の人選は終わり、大統領府の陣容が整った。

文大統領は張氏について、「財閥・大企業中心のパラダイムから脱し、人中心、中小企業中心にパラダイムを変化させる最適任者」と話した。鄭氏を任命した背景については、「安全保障と外交、経済が絡まっている宿題を解くうえで安保室長に必要な徳性は確固たる安保精神と外交能力だ」と説明した。

大統領府組織改編で復活した大統領統一外交安保特別補佐官には、洪錫炫(ホン・ソクヒョン)前中央日報・JTBC会長(68)と文正仁(ムン・ジョンイン)延世(ヨンセ)大学名誉特任教授(66)を、国民経済諮問会議副議長には金広斗(キム・グァンドゥ)西江(ソガン)大学客員教授(70)をそれぞれ任命した。

これと共に、文大統領は辞意を表明した李昌宰(イ・チャンジェ)法務部次官の後任に李今魯(イ・グムロ)仁川(インチョン)地検長(51・司法研修院20期)を、金周賢(キム・ジュヒョン)大検察庁次長検事の後任には奉旭(ポン・ウク)ソウル東部地検長(51・19期)を昇進・発令した。大統領法務秘書官には、金炯淵(キム・ヒョンヨン)前仁川地裁部長判事(51・29期)を任命した。

 

朴洙賢(パク・スヒョン)大統領府報道官は、「金一封」食事会など最近の事態と関連して法務部次官と最高検察庁次長が辞意を表明したことで、他省庁の人事に先立ち優先的に行われた」とし、「検察組織が安定し、本来の業務を隙なく遂行する契機になることを期待する」と明らかにした。



문병기 weappon@donga.com · 유근형기자 ムン・ギョンギ ユ・グンヒョン記者 noel@donga.com