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憲法裁判所、弾劾審判に着手…180日内に決定

憲法裁判所、弾劾審判に着手…180日内に決定

Posted December. 10, 2016 09:51,   

Updated December. 10, 2016 09:54

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憲法裁判所は9日、朴槿恵(パク・クンへ)大統領に対する弾劾審判に着手した。憲政史上、盧 武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領に続く2人目の弾劾審判であり、2004年3月以来12年ぶり。

憲法裁は、毎月2回開かれる全員裁判部の評議を早ければ来週にも開き、国会から送られた訴追議決書を検討する方針だ。また、弾劾審判タスクフォースを構成し、朴大統領の弾劾審判に速かに対処する。弾劾審判手続きは一般の刑事裁判のように刑事訴訟法が適用される。憲法裁では50人の裁判研究官が憲法裁判官の審理を補佐する。

憲法裁は単に法律や憲法違反を問うのではなく、高度な政治的判断を並行する。原則的に憲法裁は国会が指摘した崔順実(チェ・スンシル、60)被告の影響による不当な人事、崔被告をめぐる公務上秘密漏洩やミル・Kスポーツ財団への寄付強要と収賄、言論弾圧、セウォル号沈没事故当日の空白の7時間などの弾劾理由をすべて審理しなければならない。朴大統領が検察捜査で明らかになった事実関係を否定しており、63日で終了した盧元大統領の弾劾審判よりも時間がかかるものと見られている。

朴大統領の職務は同日をもって停止したが、大統領としての身分は維持される。朴大統領は大統領府官邸を利用でき、警護と儀典も受ける。呼称も「大統領」と呼ばれる。



裵碩俊 eulius@donga.com