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108年ぶり世界一への期待感で盛り上がるシカゴ

108年ぶり世界一への期待感で盛り上がるシカゴ

Posted October. 14, 2016 09:46,   

Updated October. 14, 2016 09:50

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市場で価格を決定するのは「希少性」だ。応援するチームが、実に108年ぶりにワールドシリーズで優勝するのを見ることができのなら、法外な入場券の価格だって問題にならない。

シカゴ・カブスがメジャーリーグのナショナルリーグ優勝決定戦進出を決めた12日からネットでは優勝決定戦の立ち席切符まで374ドル(約42万ウォン)で転売されている。カブスがサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦した地区シリーズでは入場券が最高1128ドル(約126万ウォン)で転売された。カブスがプレーオフ開始前に数千枚の入場券を抽選で販売したときは、67万人のファンが殺到した。

チケット調査機関の「シートギーク(SeatGeek)」の関係者は、「カブスのファンは歴史があるから、どのチームのファンよりもプレーオフへの渇きが大きい。2010年から市場調査をして以来、最も熱く盛り上がっている。みんながカブスがワールドシリーズで優勝するところを見たいとしているからだ」と話した。このため、カブスのホーム球場のリグレー・フィールドで行われるプレーオフ戦は他球場で行われる試合より入場券価格が2倍以上に跳ね上がった。

108年ぶりのわールドシリーズ優勝への期待感でシカゴは興奮状態だ。カブスのファンたちは選手登場の音楽が流れると踊り出し、シカゴ市内の至る所では「W(Win)」の文字入りの旗が靡いている。カブスのファンたちは13日、リグレー・フィールドに帰ってきた選手団を迎えるため、早朝から競技場を訪れて歓呼した。カブスは今シーズンに球団創設以来、リグレー・フィールドで最も多くの勝利(57勝)を挙げた。

カブスが16日からワールドシリーズ滲出をかけて対戦するチームは、14日に行われるロサンゼルス・ドジャースとワシントン・ナショナルズの地区シリーズ第5戦で決まる。ワシントンもワールドシリーズ優勝を渇望している。ワシントンがワールドシリーズで優勝したのは1924年が最後。14日の試合では、ワシントンはマックス・シャーザーを、ドジャースはリッチ・ヒルを先発投手で出場させる。

カブスのジョー・マドン監督は、「誰が上がってきても関係ない。誰とプレーオフを戦うかを心配し始めたら、それが我々をつぶしてします」とし、「ただ、一緒にこういう舞台に立てることが嬉しいだけだ」と言い、自信を見せた。



임보미기자 イム・ボミ記者 bom@donga.com