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米国の戦略爆撃機2機で「金正恩圧迫示威」

米国の戦略爆撃機2機で「金正恩圧迫示威」

Posted September. 14, 2016 11:37,   

Updated September. 14, 2016 11:48

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米国が、北朝鮮の5回目の核実験から4日が経った13日、B1B超音速戦略爆撃機を韓国に出撃させ、北朝鮮に対する武力示威を行った。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の核脅迫に対する厳重な警告であり、米国の対韓防衛公約を再確認する措置だと、軍は明らかにした。


同日未明、グアムのアンダーソン基地を離陸したB1B爆撃機2機は午前10時頃、京畿道烏山(キョンギド・オサン)の米空軍基地上空に到着した。そして、韓国と在韓米空軍戦闘機の護衛を受け、基地付近を東から西に低空飛行した後、韓国領空を離れた。軍関係者は「平壌(ピョンヤン)主席宮からわずか約230キロ離れた場所で大規模な通常攻撃と核攻撃が可能な戦略爆撃機が飛行したことで金正恩委員長は恐怖を感じるだろう」と話した。


ブルックス在韓米軍司令官は、B1B爆撃機の展開直後、烏山基地で李淳鎮(イ・スンジン)合同参謀議長と記者会見を行い、「北朝鮮は核実験で緊張を高めた。絶対に受け入れることはできない」と述べた。そして、「米国の同盟国(韓国)の防衛意志は確固であり、航空力投入や高高度防衛ミサイル(THAAD)の展開など段階的に作戦を遂行する」と強調した。李議長は、「北朝鮮が核開発を進展させるほど政権自滅の時間が早まる」とし、「北朝鮮が挑発すれば、体制を根本から揺るがす報復措置を取る」と警告した。


朴槿恵(パク・クンへ)大統領も、北朝鮮への警告を強めた。朴大統領は13日の閣議で、「北朝鮮が韓国の領土に向かって核搭載ミサイルを1発でも発射すれば、その瞬間に北朝鮮政権を終わらせるという覚悟で高度な報復態勢を維持してほしい」と指示した。



윤상호군사전문기자 ユン・サンホ軍事専門記者 ysh1005@donga.com