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ロシアW杯欧州予選、5日からスタート

Posted September. 06, 2016 06:59,   

Updated September. 06, 2016 07:51

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サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会行き切符が最も多くかかっている欧州予選が5日からスタートし、来年11月までの1年2ヵ月にわたる長期レースに突入した。

6大陸に分かれて行われるW杯地域予選のうち一番遅く始まった欧州予選では、今年7月に終わった欧州選手権(ユーロ)以降、監督が交代された強豪国がどんな競技力を見せるかにファンの関心が集まっている。まず、「本家」イングランドは5日のF組初戦でスロバキアを1-0で下し、監督交代後初の国際Aマッチを勝利で飾った。ユーロでベスト16敗退に終わったイングランドは、ロイ・ホジソン監督が退き、サム・アラダイス氏が新たに采配を振るう。

欧州ランキング1位のベルギーと5位スペイン、6位イタリアなどユーロで4強入りに失敗した世界ランキング上位チームも指揮官が入れ替わった。とくにマルク・ヴィルモッツ監督に代わってロベルト・マルティネス氏が新監督に就任したベルギーは、フランス代表FW出身のティエリ・アンリ氏をコーチに迎えて注目を集めた。ユーロ8強で敗退したイタリアの新指揮官、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督は、「ユーロの時と比較しないでほしい。我々は新しい旅に出た」と話した。

欧州予選には出場枠13がかかっている。欧州の次に多いアフリカ(5枠)の2倍を超える。開催国資格で自動出場するロシアまで入れれば、2018年W杯には欧州から全部で14ヵ国が参加することになる。

各組に6チームが入り、全部で9組に分かれて「ホーム&アウェー」方式で争う欧州予選で、最も激戦が予想される組はオランダ、フランス、スウェーデンが入ったA組と、スペイン、イタリアが所属するG組だ。各組1位だけに本大会出場権が与えられ、2位チームはもう一つの関門を通らなければならない。

同じ英国連邦だがサッカーに限っては犬猿の仲であるイングランドとスコットランドはF組に入った。ユーロでイングランドを下してベスト8に進出する異変を演じた人口33万の小国、アイスランドの史上初のW杯本大会進出がなるかも欧州予選の見所の一つ。アイスランドはクロアチア、コソボ、ウクライナ、トルコ、フィンランドと共にI組に入った。

一方、4年前のブラジル大会優勝国ドイツは5日、C組予選初戦相手のノルウェーを3-0で破り快調のスタートを切った。ドイツはトーマス・ミュラーが2得点、1アシストを記録し完勝をけん引した。



이종석기자 イ・ジョンソク記者 wing@donga.com