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オリオールズ地元紙も脱帽、金賢洙の適応力

オリオールズ地元紙も脱帽、金賢洙の適応力

Posted September. 03, 2016 07:01,   

Updated September. 03, 2016 07:27

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「金賢洙(キム・ヒョンス)の抜群の適応力を信じる」

ボルチモア・オリオールズの中心打者の地位を固めた金賢洙(28・写真)に、地元メディアが大きな信頼を寄せている。とくにシーズン開幕前に金賢洙をダブルAに降格すべきだと酷評していた地元紙ボルチモアサンは2日付で、「どんなスタイルの投手も、一度相手した後は、気後れせず思い切りの良いスイングで良い当たりを見せる金賢洙の適応力には驚くばかりだ。右腕投手を相手にした活躍からすれば、どんなこともできそうだ」と称賛した。

また、左腕投手が出た時、金賢洙を先発リストから外したボルチモアのバック・ショーウォルター監督の戦略を変えるべきだと、遠回しに指摘した。今季に254打数80安打で打率.315を記録している金賢洙は、すべての安打を右腕投手から奪った。左腕投手には18打数無安打で4三振を喫した。しかし同紙は、「ボルチモアが左腕投手に強い右打ちのスティーブ・ピアースを獲得したが、来季に金賢洙を上位、もしくは中心打線で幅広く使うためには左腕投手の時も積極的に起用する問題を考える必要がある」と提言した。

金賢洙は、韓国プロ野球では左腕投手に強かった。2015シーズンには左腕投手を相手に.333(164打数54安打)の高打率を記録した。金賢洙は、「韓国の左腕投手はほとんど投げることのなフォークやチェンジアップをメジャーの投手たちは投げてくる。タイミングを掴むのが簡単ではない」と話した。これに対しても同紙は、「ショーウォルター監督が金賢洙が韓国で左腕投手に強かった記録を知っている」とし、「今後、ショーウォルター監督がなかなか三振に倒れない上、球を内野と外野のどちらにも運べる金賢洙のメリットを左腕投手が出た時も十分活かそうとするだろう」との見方を伝えた。



유재영기자 ユ・ジェヨン記者 elegant@donga.com