李碩洙(イ・ソクス)特別監察官が辞表を出し、朝鮮日報の宋熙永(ソン・ヒヨン)前主筆が辞任したが、大統領府は禹柄宇(ウ・ビョンウ)大統領民政首席秘書官の進退とは関係ないと明らかにした。
鄭然国(チョン・ヨングク)大統領府報道官は30日、記者団に対して、「李特別監察官の辞意表明と宋前主筆の辞任が禹首席秘書官の進退に影響を及ぼすか」という質問に、「(従来の立場から)変わったことは全くない」と述べた。大統領府は今回の件を「政権への揺さぶり」と見ており、禹首席秘書官に関する疑惑のうち実体が確認されていない以上、辞任する理由がないという考えだ。
大統領府関係者は、「捜査過程で禹首席秘書官の犯罪疑惑や深刻な道徳的欠陥が発見されるか見守らなければならない」とし、「明らかになることがないなら、たとえ検察が禹首席秘書官を召還するといっても、辞任する理由はないのではないか」と話した。
장택동 チャン・テクトン記者 기자will71@donga.com