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五輪OA枠3人、W杯で名誉回復目指す

Posted August. 23, 2016 07:25,   

Updated August. 23, 2016 07:29

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サッカー五輪代表は、ブラジルで2大会連続のメダル獲得に失敗した。孫興民(24=トッテナム)、石鉉俊(ソク・ヒョンジュン=トラブゾンスポル)、張賢秀(チャン・ヒョンス=広州富力)の3人がオーバーエージ(OA)枠で出場したが準々決勝でホンジュラスに足をすくわれた。韓国サッカーは今、五輪を忘れて2018年ロシアW杯最終予選に向けて新たな進撃を続けなければならない。ウリ・シュティーリケ監督(62)が3人をA代表メンバーに残したのも、それを意識してのことだろう。

シュティーリケ監督は22日、ロシアW杯最終予選の第1、2戦に出場するメンバーを発表した。スペインやチェコとの強化試合を控えて今年5月23日に発表した代表リストに入っていた五輪代表3人は生き残った。これにリオ五輪で大活躍したファン・ヒチャン(20=ザルツブルグ)が初めてA代表に選出された。シュティーリケ監督は、「五輪本大会の4試合を全部見たが、起伏のないプレーをした選手は18人の中でただ2人、張賢秀とファン・ヒチャンだった。ファン・ヒチャンは、相手DFの裏にスペースがなくてもスピードと技術で良い動きを見せる選手だ。それが抜擢の理由だ」と話した。

シュティーリケ監督の話を裏返すと、孫興民と石鉉俊は五輪で「起伏のある」プレーをしたことになる。それでも二人は今回の代表メンバーに名を連ねた。シュティーリケ監督は、「孫興民がホンジュラス戦でのパスミスなどで批判を受けていることを知っているが、彼の責任だけで言い切れるものではない。得点チャンに決められなかったが十分脅威的だった。意欲が先走って個人プレーに頼る傾向もあったが、そういう問題は大会を通じて解決すればいい」とかばった。

石鉉俊については、「最近(レンタルで)ポルトガルからトルコのクラブに移ったので、適応に時間が必要だろう」とし、「孫興民は9月の国際Aマッチ1試合だけに出場することで所属クラブと合意したので、中国戦だけ出場し、石鉉俊は第2戦シリア戦にだけ出場することになるだろう」と話した。

5月の代表には選出されなかった李青竜(イ・チョンヨン=28・クリスタルパレス)を再び選出したことについては、「あの時は所属クラブで出場機会を掴めていなかったが、最近は開幕戦を含めて2試合連続で出場した。そういう選手を外す理由はない」と説明した。今回発表した21人の中に海外組は18人で、欧州組7人、日本5人、中国5人、中東1人となった。シュティーリケ監督は、「6月のスペイン戦でGK金鎮鉉(キム・ジンヒョン=29・セレッソ大阪)が6失点するなど振るわなかったが、試合をやっていると、そういうときもあるものだ。私は韓国代表チームが家族的な雰囲気の中でプレーすることを望む。1、2試合がダメだったからと言って責任を問いたくない」と話した。

韓国は来月1日、ソウルW杯競技場で中国とアジア最終予選初戦を行う。第2戦は同6日のシリア戦で、シリアの内戦でレバノンのベイルートで行われる。



이승건기자 イ・スンゴン記者 why@donga.com