Go to contents

電気自の走行距離が45%向上、UNIST教授チームが高性能バッテリーを開発

電気自の走行距離が45%向上、UNIST教授チームが高性能バッテリーを開発

Posted August. 10, 2016 07:05,   

Updated August. 10, 2016 07:24

한국어
これまでは200キロ弱だった電気自動車の走行距離を、100キロ以上も伸ばすことのできるバッテリーが開発された。

蔚山(ウルサン)科学技術院(UNIST)の曺在弼(チェ・ジェピル)エネルギー及び化学工学部教授(写真)チームは9日、「2次電池の陰極素材を新たに開発し、バッテリー容量を従来比45%も伸ばすことに成功した」と9日明らかにした。

研究チームは、従来のバッテリーに使われていた黒鉛電極の代わりに、「黒煙―シリコンの複合素材」を開発することで容量を伸ばすことに成功した。新しい電極は、黒鉛分子の間に20ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)サイズのシリコン粒子を注入して作った。新しい電池は、充電や放電の速度も従来比30%以上早い。大量生産も容易で、価格競争力も高まるものとみられる。研究結果は学術誌「ネイチャーエネルギー」の9日付のオンライン版に掲載された。



권예슬동아사이언스기자 クォン・イェスル東亜サイエンス記者 yskwon@donga.com