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「光明洞窟は世界30代産業遺産並みの観光地」

「光明洞窟は世界30代産業遺産並みの観光地」

Posted July. 20, 2016 07:01,   

Updated July. 20, 2016 07:19

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ユネスコ世界文化遺産への登録を進めている京畿光明市(キョンギ・クァンミョンシ)にある光明洞窟は、世界30代産業遺産の観光地に比べても、そん色がないという評価が出ている。19日、光明市によると、キム・ジョンフJHK都市建築政策研究所所長は最近、光明洞窟資産分析研究を巡る外部委託の最終報告書で、光明洞窟は、アジア最高水準の廃鉱活用観光地を超えて、世界30代産業遺産観光地に跳躍したと分析した。漢陽(ハニャン)大学都市大学院特任教授であるキム所長は、国内でも有名な都市再生専門家だ。

ユネスコ世界文化遺産には、工場や近代産業施設、鉱山など、33件の産業遺産が登録されており、このうち、鉱山遺跡は8件となっている。

キム所長は今年、光明洞窟の年間訪問客が150万人に上るだろうと見込んだ。光明洞窟は昨年4月の有料化以降92万人が訪れ、今年は7月12日基準で61万人が訪問し、8月末までは100万人を超えるものとみられる。これは、今年の累積訪問客基準で、京畿水原(スウォン)や華城(ファソン)行宮(41万人)、驪州(ヨジュ)の世宗(セジョン)大王陵(40万人)、高陽(コヤン)の幸州(ヘンジュ)山城(22万人)、廣州(クァンジュ)の南漢(ナムハン)山城行宮(11万人)などより一際多い数値だ。

光明市は、このような分析結果を基に、光明洞窟は、ユネスコ世界文化遺産に指定されたドイツのツォルフェアアイン炭鉱やポーランドのヴィエリチカ岩塩坑などとも、十分競争できるとみている。光明市の梁基大(ヤン・ギデ)市長は、「ドイツやポーランドの二つの鉱山をベンチマークして、複合文化芸術団地や休憩スペースを作り、宿泊型ツアープログラムや様々なイベントを誘致して、収益構造の多角化を図れば、光明洞窟も国際的名所へと跳躍できるだろう」と語った。梁市長はさらに、「光明洞窟ならではの近代文化施設をうまく保存し活用すれば、世界文化遺産への登録も可能だろう」と付け加えた。



남경현기자 ナム・ギョンヒョン記者 bibulus@donga.com