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韓国と日本の国宝「半跏思惟像」、両国で共同展示

韓国と日本の国宝「半跏思惟像」、両国で共同展示

Posted April. 21, 2016 07:23,   

Updated April. 21, 2016 07:32

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深い思索にふける弥勒菩薩の微笑みをほのかに浮かべる。右手の指を頬にあて、片足を膝に乗せた図像が似ている。6~7世紀に製作された韓国と日本の半跏思惟像は仏教文化交流の断面を表す代表的な文化財だ。

韓国の金銅半跏思惟像(国宝第78号)と日本の国宝である奈良県・中宮寺所蔵の木造半跏思惟像が国立勇往博物館で同時展示される。中宮寺の半跏思惟像が海外で展示されるのは初めて。両国の最高の半跏思惟像を同時に鑑賞できるまたとない機会だ。

国立中央博物館は20日、韓日国交正常化50周年を迎えて昨年に企画した「韓日の国宝、半跏思惟像の出会い」特別展を来月24日から開催すると発表した。インド由来の半跏思惟像は中央アジアと中国を経て、韓国、日本に伝わった。

6世紀に作られた国宝第78号の半跏思惟像は、7世紀の飛鳥時代に製作された中宮寺半跏思惟像より時期的に古い。二つの作品は、6月12日まで国内で展示された後、日本の東京国立博物館でも6月21日から7月10日まで展示される。



김상운 キム・サンウン記者 기자sukim@donga.com