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東亜ST、米製薬会社と706億ウォンの新薬技術輸出契約

東亜ST、米製薬会社と706億ウォンの新薬技術輸出契約

Posted April. 12, 2016 07:16,   

Updated April. 12, 2016 07:20

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東亜(トンア)STが、米製薬会社に700億ウォン規模の新薬技術を輸出した。東亜STは11日午前、ソウル東大門区(チョンデムング)・千戸(チョンホ)通りにある本社で、米製薬会社であるトビラ社と計6150万ドル(約706億ウォン)規模の新薬技術輸出契約を交わしたと明らかにした。今回、東亜STが輸出した技術は、自社の新薬成分である「エボグリプチン(Evogliptin)」の製造技術だ。東亜STはこの成分で、糖尿病治療剤「シュガノン」を製造し、3月に韓国内で発売した経緯がある。

トビラはこの成分で先ず、非アルコール性脂肪肝炎治療剤を開発する。ドイツ銀行が発行した市場報告書によると、2025年には世界の非アルコール性脂肪肝炎治療剤市場が35兆ウォンを超えるものとみられる。東亜STは、契約金を含め、臨床開発や許可、販売など段階別に6150万ドルを得ることになる。東亜STの関係者は、「両社が合意した販売目標を上回れば、追加で販売額の一部をロイヤルティーとして得ることになる」と話した。

東亜STはこれと共に、トビラがこの成分を利用して別の治療剤を開発することを認めることにした。もし、トビラが新しい新薬開発に成功すれば、またもやロイヤルティーが得られることになる。東亜STは、エボグリプチンの原料もトビラに輸出する計画だ。東亜STの姜壽亨(カン・スヒョン)社長(61)は、「今後、様々な治療剤を開発できる新薬成分を開発して、海外進出を増やしていきたい」と語った。



김성모 キム・ソンモ記者 기자mo@donga.com