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北朝鮮、韓国の総選挙狙い国内世論向けた心理戦を本格化

北朝鮮、韓国の総選挙狙い国内世論向けた心理戦を本格化

Posted March. 28, 2016 07:16,   

Updated March. 28, 2016 07:24

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北朝鮮が4・13総選挙を控え、韓国国内の対立を誘発するための対南心理戦を本格化している。北朝鮮労働党傘下の対南革命前衛機構「反帝民族民主戦線」(反帝民戦)は26日、第20代総選挙を控えて、「今回の選挙をセヌリ党の反民族的、反民主的罪悪を決算する審判場にすべきだ」として、与党セヌリ党候補の落選運動を繰り広げるべきだと主張した。「民心に背を向けた朴槿恵(パク・クンヘ)やセヌリ党に峻厳な破滅を言い渡すべきだ」などの総選挙スローガンも発表した。

北朝鮮の労働者団体である朝鮮職業総同盟、御用政党の社会民主党、対南団体である民族和解協議会も同日、声明を発表し、「反朴槿恵政府連帯闘争」に乗り出すよう呼びかけた。これらの団体は、「米帝国や朴槿恵やからの戦争挑発策動を破たんさせ、民族自主権の守護のため、南朝鮮(韓国)労働者や各界の人民は連帯すべきだ」と主張した。

南北関係の破たん責任を韓国側に転嫁し、選挙に悪影響を及ぼすための挑発の度合いも強めている。人民軍戦線大連合部隊・長距離砲兵隊は同日、「最後通告状」を発表し、北朝鮮重要施設を標的に想定した韓国空軍の精密打撃訓練(21日)に関連して、責任者を公開処刑し、朴大統領が謝罪しなければ大統領府に打撃を加えると威嚇した。



조숭호기자 チョ・スンホ記者 shcho@donga.com