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UFCソウルで圧勝した金東賢、「来年はファンにタイトルをプレゼントしたい」

UFCソウルで圧勝した金東賢、「来年はファンにタイトルをプレゼントしたい」

Posted December. 02, 2015 07:20,   

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国内で初めて開催されたUFC大会で圧勝を収めたUFCウェルター級ランキング7位の金東賢(キム・ドンヒョン=チーム・マッド、写真)がチャンピオンタイトルへの渇望を露にした。

先月28日に開催された「UFC Fight Night in Seoul」大会のウェルター級マッチで米国のドミニク・ウォーターズ(26)に1ラウンドTKO勝ちを収めた金東賢は、「来年またソウル大会が開催される可能性が高いという話を聞いた。ファンの皆さんにタイトルをプレゼントしたい」と話した。

金東賢は、タイトル挑戦に向けた前哨戦として対戦したい相手の名を挙げた。UFC6位のデミアン・マイア(38=ブラジル)だ。金東賢は「上位ランキングの10人のうち、最も相手しやすい選手で、2012年に悔しくも肋骨負傷でマイアに敗戦した経験があるので、タイトル挑戦の手前の相手として対戦したい」と語った。

チャンピオンに挑戦するための新たな戦法も準備している。「お化け作戦」と名づけたスタイルだ。ウォーターズを倒して軽く制圧した場面のように、捕まえて倒しては殴りまくる戦術だ。昨年までは、強烈な印象を与えるため、打ち合いで臨む冒険をしていたが、得意とする多彩な寝技を生かす方向に戦法を修正したのだ。金東賢は、これまでは打撃技術の習得に多くの努力を傾けてきたが、若いときから柔道などで身に着けてきた寝技を超えることはできなかった。

金東賢は、「今は握手をしてみるだけでも相手のパワーが分かるほど、寝技には自信がついた」と言った。その上で、「以前は相手を倒す過程で力が入りすぎて早く体力を消耗してしまったが、今は力を温存しながらも相手を倒せるノーハウに目覚めた」とし、「がむしゃらに打撃で早く試合を終わらせようと飛び掛る相手を、寝技で化け物みたいに制圧するのだ」と自信を語った。



elegant@donga.com