１７３７億ウォンのダ・ヴィンチの代表作が贋作？

１億ポンド（約１７３７億ウォン）の値をつける巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「美しき姫君」（La Bella Principessa）が贋作である疑いがあると、英紙インディペンデントなどが３０日付で報じた。故千鏡子（チョン・ギョンジャ）画伯の代表作「美人図」をめぐって１９９１年に国内で起こった贋作論争と似ており、関心を引く。

英国の贋作製作者のショーン・グリーンハル氏（５４）は、最近出版した回顧録「A Forger`s Tale」で、ダ・ヴィンチではなく自分が「美しき姫君」を描いたと主張した。グリーンハル氏は回顧録で、１９７８年に英ランカシャー地方に住んでいた時にこの絵を描いたとし、近くのスーパーマーケットで働いていた髪を結った若い女性従業員「サリー」をモデルにしたと説明した。

グリーンハル氏は、絵画の贋作制作で２００６年に逮捕され、５年間服役し、刑務所でこの回顧録を書いた。グリーンハル氏は、「この絵が１４００年代に描かれた珍品のように見えるよう古い文書をキャンパスに使い、枯れ木で作った炭で描いた」と明らかにした。

英国の美術界はグリーンハル氏の主張に疑問を提起した。２年間に渡る実験室での鑑識の結果、この作品が少なくとも２５０年前に描かれたという結論が出ているということだ。

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