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チョ・ソンジン、ショパンコンクールのライブアルバム5万枚を製作する

チョ・ソンジン、ショパンコンクールのライブアルバム5万枚を製作する

Posted November. 05, 2015 07:08,   

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今年のショパン国際ピアノコンクールの優勝者、チョ・ソンジン(21)のコンクールライブアルバム(写真)が、6日発売される予定である中、国内流通会社ユニバーサルが、異例にこのアルバムの初期ロットを5万枚も制作する。

ユニバーサル側は、「現在まで、ネット上の予約や売り場での注文数量が1万枚を優に超えており、追加注文の予想値や予備数量などを考慮すれば、年末まで5万枚は売れるだろうと見込んでいる」と明らかにした。普通、国内外の有名演奏家や声楽家の場合、初度物量は2万枚以内であり、5万枚の発売は実にその25倍を超える数値だ。

ユニバーサルの関係者は、「予約注文だけで、主要オンラインサイトの総合アルバムチャートでトップにつき、問い合わせの電話が一日に100通以上も寄せられている」とし、「この10年間、ユニバーサルが流通させたクラシックアルバムのなかではドラマ「ベートーベンウイルス」のOSTが7万枚と最も多く売れたが、チョ・ソンジンの初アルバムがその記録を破るだろうとみている」と語った。

このアルバムには「夜想曲op.48−1」(予選や本選の第1ラウンド)、「ピアノソナタ2番op.35」」(本選第2ラウンド)、「ポロネーズop.53」(本選第2ラウンド)、「前奏曲op。28」(本選第3ラウンド)が収録される。

発売会社のドイツ・グラモフォンは、「決選曲のピアノ協奏曲1番を入れなかったのは、オーケストラ無しにチョ・ソンジンのピアノ演奏のありのままが聞ける作品を中心に選んだためだ」と明らかにした。



suhchoi@donga.com