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北朝鮮偵察総局、賭博サイトのプログラムを韓国に流通

北朝鮮偵察総局、賭博サイトのプログラムを韓国に流通

Posted September. 07, 2015 07:25,   

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北朝鮮偵察総局が、韓国国内で不法賭博サイトを運営できるプログラムを制作し、流通させたことが6日、確認された。セキュリティー業界によると、先月末、世界のセキュリティー専門家が各種プログラムやファイルを共有し、悪性コードの感染有無を確認するために開設したあるウェブサイトで、北朝鮮偵察総局のIPアドレスが隠れている不法賭博サーバーのプログラムが発見された。プログラム名は「Poker game sever」。

韓国のホワイトハッカー団体がこのプログラムを分析した結果、プログラムから北朝鮮偵察総局のIPアドレス「175.45.178.○○」が発見された。北朝鮮偵察総局は、対南サイバーテロ攻撃を総括指揮する機関だ。2013年にKBS、MBC、YTNの放送局3社と新韓銀行、農協、済州銀行の3行で発生し、PCとコンピュータ・ネットワークが麻ひした「3・20サイバーテロ」の主犯と見られる組織だ。

このプログラムは、セブンポーカーや囲碁などのカード賭博サイトのサーバーが運営できるよう制作された。韓国語でサーバーを運営でき、アクセス者数やジャックポット金額、総収入額などをひと目で確認できる。

プログラムが運営された期間は2013年8月から最近まで。少なくとも2年以上、北朝鮮偵察総局が韓国人を相手にした不法賭博サイトに深く関与していたことが分かった。

あるホワイトハッカーは、「直接サイトを運営したり、多くの国内犯罪組織にプログラムを販売するなど、北朝鮮偵察総局が国内で多額を得た可能性が高い」と話した。



dong@donga.com