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役者パク・ウンテが語る「ジーザス・クライスト・スーパースター」の魅力

役者パク・ウンテが語る「ジーザス・クライスト・スーパースター」の魅力

Posted August. 22, 2015 07:17,   

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ミュージカルは音楽と共に、役者のパワーとエネルギーで会場を盛り上げるライブでの舞台だ。ありのままの声と個性がさらけ出されるだけに、役者の緊張感は非常に大きい。特に、パク・ウンテが現在出演中の「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、出演する役者によって作品の魅力が変わる作品として有名だ。特にお互い対極にあり、ピリピリした緊張感の中で物語を引っ張っていくジーザス役とユダ役は、どのような役者同士が演じるかによって、雰囲気が大きく変わってくる。

役者の個性とともに、注目しなければならないのが音楽の力だ。ソング・スルー・ミュージカル(Song Through Musical=台詞なしに歌だけで進められるミュージカル)である「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、序曲から最後のカーテンコールまで、音楽の力で引っ張っていく作品だ。特にパク・ウンテがソローで歌う「ゲッセマネ」は、歌い切るのが難しいほどの高難度楽曲として知られている。苦しみ悶え、悩むジジャースの感情をそのまま表す曲だ。パク・ウンテは「観客が私の歌に、そして作品に集中する空気を感じるたびに、私も感動を覚える」と話した。

パク・ウンテは、イエスと12弟子が登場する「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、クリスチャンでもノンクリスチャンでも気楽に観覧できる作品だと説明した。ミュージカルファンは「オペラ座の怪人」、「キャッツ」の作曲家アンドルー・ロイド・ウェバーの代表作であり、典型的なミュージカル作品として楽しむことができ、クリスチャンは聖劇や宗教劇として楽しむことができるという。また、現代的な編曲とキャラクターのディテールなど、ドラマ的な要素も魅力だと紹介した。今回の「ジーザス・クライスト・スーパースター」が、韓国では最後の上演になるかもしれないという「脅かし」も忘れなかった。