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民主党の選挙戦を盛り上げるために…バイデン氏を押すオバマ大統領

民主党の選挙戦を盛り上げるために…バイデン氏を押すオバマ大統領

Posted August. 05, 2015 07:23,   

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米国のオバマ大統領が、バイデン副大統領の大統領選出馬を徐々に煽っている。

アーネスト大統領報道官は3日、NBCとのインタビューで、「もしバイデン副大統領が出馬するなら、所信を強力に展開するだろう」と話した。フォックスニュースとのインタビューでは、「バイデン副大統領が出馬を考えていることを示唆した」とし、「オバマ大統領は(予備選挙での)活発な対決が民主党と米国の利益のために最善だと信じている」と強調した。

ホワイトハウスが、オバマ大統領の名前まで挙げてバイデン副大統領の出馬を強調するのは、最近、下降傾向のヒラリー・クリントン前国務長官が独走する民主党予備選挙に有権者が特に関心を示していないためだ。特に、共和党候補のドナルド・トランプ氏が大統領選序盤の政局を主導すると、「ヒラリー・カード」だけでは政権継続が難しいかもしれないという危機感が広がっているというのが、ワシントン政界の大半の意見だ。NBC放送とウォール・ストリート・ジャーナルが3日に発表した世論調査で、クリントン氏に対する好感度は37%で、1ヵ月前の44%より7ポイント減少した。「トランプ突風」を受けたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も27%から26%に減少した。

ワシントンのある消息筋は、「オバマ大統領としては、クリントンであれバイデンであれ民主党候補が大統領選で勝利してこそ、退任後もオバマケアなどの業績を守ることができる」と分析した。3日、フォックスニュースの世論調査によると、民主党支持の有権者では、クリントン氏が51%で1位であり、民主党寄りの無所属のバーニー・サンダース上院議員が22%、バイデン副大統領が13%だった。

トランプ氏は3日、フォックスニュースが6日に主催する共和党候補討論会の準備に専念するために、ニューハンプシャー州マンチェスターで「ユニオン・リーダー」など現地の報道機関の主催で開かれた共和党候補討論会に参加しなかった。現地メディアは、「トランプ氏がいなくて座談会は気が抜けた」と伝えた。



ddr@donga.com