崔羅蓮(チェ・ナヨン=28・SKテレコム・写真)が米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー・NWアーカンソー選手権の第2ラウンドで大会36ホール最少打記録を更新して単独首位に躍り出た。
崔羅蓮は28日、アーカンソー州ロジャースのピナクルCC(パー71・6341ヤード)で行われた第2ラウンドで、1イーグル、7バーディー、1ボギーで8アンダー63と大活躍。暴風雨で試合進行に影響が出た今大会で、崔羅蓮は通算13アンダー129で終え、単独首位に立った。2月に開かれたシーズン初戦のコーツ選手権で優勝した崔羅蓮は29日の最終ラウンドでシーズン2度目で通算9度目の優勝に挑む。
前半に2打を減らした崔羅蓮は後半に9ホールで6打を減らす絶好調のショット感覚を誇った。とくに18番(パー5)では13メートルのイーグルパットを成功させた。崔羅蓮は「後半に29打を打ったのは自分のゴルフ人生で初めてのことだと思う。今週はショット感覚も良かったので自信があったが、こんなに良いスコアが出るとは思わなかった」と話した。
この日3打を減らしたホ・ミジョン(26)は中間集計11アンダー131でアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)と2位タイとなった。世界ランキング1位の朴仁妃(パク・インビ=27・KB金融グループ)は中間集計1アンダー141で2014年5月のエアーバスLPGAクラシック以降1年あまりぶりにカット落ちした。