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中国、「慰安婦文書」を国家級記録遺産に昇格

中国、「慰安婦文書」を国家級記録遺産に昇格

Posted May. 26, 2015 07:21,   

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中国の旧日本軍慰安婦(性奴隷)関連文書が、「国家級記録文献遺産」に昇格された。

25日、現代快報によると、国家記録局は最近、29件の文書を国家級に昇格する際、中央記録館を含め、南京や吉林、遼寧記録館など、全国9つの記録館が一緒に申請した「慰安婦ー日本軍性奴隷の文書」を盛り込ませた。

中国政府が慰安婦関連文献を国家級記録に昇格させたのは、日本国内の右翼勢力が慰安婦強制動員を否定している現状の中、日本軍の反人権的行為を明確な記録として残すためのものとみられる。

9つの記録館はそのため、日本の蛮行についての証拠をより具体的かつ体系的に示した。南京記録館の夏倍研究員は、「1937年12月、日本の華中方面軍司令官の松井石根が、慰安婦制度を南京で実施するよう命令したのは歴史的事実だ」と主張しながら、具体的事例を示した。その文献には、△南京の4—129番地の建物が戦争期間中、日本軍慰安所として使われたこと、△日本軍の敗北直前に慰安所が解散したこと、△慰安所管理の委託を受けた人の人的事項などが含まれている。南京記録館の慰安所文書は1937年12月から1938年上半期まで日本軍が南京を強制的に占拠し、私有財産を徴発して使ったときに出てきた苦情や財産被害の記録のうち、慰安婦に関する内容だけを選んだものだ。



bonhong@donga.com