体を変える５つのルール、まずは運動を３か月間続けること

１９８２年ミスターコリア出身のチャン・ヨンチャン（社）大韓フィットネスアカデミー会長は、体を変えるために次の５つのルールを守るようアドバイスする。

第一、ボディビルに対する理解が深い専門家から指導を受けなければならない。最初が肝心だ。筋肉が付けられる基本プログラムをよく理解しなければならない。間違った方法で習うと筋肉を傷める恐れがある。

第二、時間を決めておいて、低強度の運動からゆっくり始める。ご飯を急いで食べるとお腹を壊してしまうように、運動も同じだ。運動の効果はゆっくり表れる。また、無理をし過ぎるとすぐ飽きてしまう。運動を長期間続けるためには、低強度の短時間運動から徐々に強度を高めていかなければならない。運動する曜日と時間帯を決めて、必ず守ることが重要だ。

第三、食習慣を変えること。しょっぱくて辛い料理を避け、脂肪と炭水化物の代わりにたんぱく質をたくさん摂らなければならない。筋肉を形成するのはたんぱく質だ。アスリートのように頑張る必要はないが、たんぱく質を４０％に増やし、炭水化物を５０％、脂肪を１０％に減らすのが良い。

第四、最初の３か月間は何があっても我慢して運動を続ける。習慣をつけるのが重要だ。運動を始めてから３ヵ月以内に、体は最も多くの変化を経験する。その後徐々に変わっていくが、この時期を耐えられず諦めてしまう人が多い。最初運動を始める時は筋肉痛になりやすいが、負傷ではないので心配せず運動を続ける必要がある。自分の憧れの理想体型を持つ有名人の写真を、机や冷蔵庫などに張っておいて、自分を動機付けるのもいい方法だ。

第五、パートナーと一緒に運動する。運動は誰かと一緒にする時、さらに大きな効果を発揮する。運動を怠らないよう、お互いに励まし、競争する。

チャン会長は、「運動を始め一か月間続ける人は１０人中７人だ。時間が経つほどその数は減り続け、三か月間持続的に運動する人は３人に過ぎない。運動を続けられる粘り強さと持久力さえあれば、体を変えることができる」とアドバイスした。

yjongk@donga.com