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菅義偉・日本官房長官、独島問題で韓国の抗議に反発

菅義偉・日本官房長官、独島問題で韓国の抗議に反発

Posted April. 08, 2015 07:17,   

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日本の菅義偉官房長官は7日、中学校教科書の「竹島(独島の日本表記)は日本の領土」という記述に韓国政府が抗議したことに対して、「受け入れられない」と反論した。

菅長官は午前の定例会見で、「韓国が反発している」という質問に対して、「教科書検定は民間の発行者が著作編集した図書について、学習指導要領に基づいて教科書図書検定調査審議会の専門的、学術的な審議にもとづいて、公正中立に行われるものだ」と主張した。そのうえで「竹島や歴史認識について、わが国の立場は今まで一貫している」と述べた。また、「韓国政府に日本の立場を伝えたか」という質問には、「韓国政府が昨日、別所浩郎駐韓日本大使に抗議したが(別所大使は)日本政府のこのような立場を伝えた」と述べた。

岸田文雄外相も記者団に、「竹島問題や歴史認識についての我が国の立場は一貫しており、韓国の抗議は受け入れられないと(韓国側に)応答をした」と明らかにした。

与党セヌリ党は7日、日本の歴史歪曲と独島(ドクト)挑発に対して、国会で糾弾決議案の採択を推進するなど対応に入ったが、効果は未知数だ。

洪日杓(ホン・イルピョ)議員は、院内対策会議で、昨年4月にも野党新政治民主連合の柳基洪(ユ・ギホン)議員などが提出した「日本の独島歪曲小学校教科書検定承認取り消し要求決議案」がまだ常任委に係留中であるとし、「日本の歴史歪曲に対して国会で強力な糾弾決議案を出し、厳正に対応する姿勢を示すべきだ」と強調した。国会の東北アジア歴史歪曲特別委員会は早ければ10日にも、日本の歴史歪曲の動きに対する糾弾決議案を検討する予定だ。

セヌリ党の李君賢(イ・グンヒョン)事務総長も、「教育部が独島に対する正しい歴史教育の強化に向けて歴史教科書の補完作業を直ちに実施する必要がある」と注文した。



bae2150@donga.com