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「あまり過敏にならない」 「板ばさみ」報道に朴大統領が毅然とした態度強調

「あまり過敏にならない」 「板ばさみ」報道に朴大統領が毅然とした態度強調

Posted April. 01, 2015 07:12,   

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朴槿恵(パク・クンへ)大統領は31日、世界金融秩序の再編に向けて中国が進めているアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加と米国の高高度ミサイル防御(THAAD=サード)体系の韓半島配置など、最近、韓国政府の外交政策に関連して、「メディアではわが国が強大国の板ばさみになっているとして、『大変なことになった』と騒いでいるが、あまり過敏になる必要はない」と明らかにした。

朴大統領は同日、大統領府の3室長や首席秘書官、特別補佐官らと大統領府で昼食を共にしながら、「我々は毅然とした態度で、さまざまな情報を持って総合的に判断して決める」と述べた上でこのように語ったと、出席者らが伝えた。

さらに、「国民の誇りや自信、前向きな考え方や挑戦精神を持って進んでいきたい」と述べ、「信頼が重要なだけに、我々の外交や経済も原則や一貫性を持って取り組んでいかなければならない」と強調した。

朴大統領の発言は、「米中両国から『ラブコール』を受けていることは、悩みの種やジレンマではなく祝福だ」とした尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官の前日の発言と軌を一にしている。

また朴大統領は、同日の昼食会で「困難のない時代など無かったのではないか」と言い、「月日が経った後、『こんな困難もうまく乗り越えたんだ』と笑える日が来るだろう」と述べ、出席者らを励ました。



egija@donga.com