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ネクタイの色にもメッセージが、株価上場セレモニーは値上がり期待し「赤色」

ネクタイの色にもメッセージが、株価上場セレモニーは値上がり期待し「赤色」

Posted February. 28, 2015 07:17,   

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買い求める人たちは減っているが、依然根強い。ほかならぬネクタイのことだ。格式ばる席では、今もスーツ姿が欠かせないるからだ。企業の最高経営者(CEO)や役員たちは依然、ネクタイにメッセジーを込めている。

昨年12月18日、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)・汝矣(ヨイ)ナルの韓国取引所で第一(チェイル)毛織の上場記念式典が開かれた。同日、記念式典に出席した第一毛織の尹柱華(ユン・ジュファ)社長や役員たちは、予め示し合わせたかのように赤色にネクタイをつけていた。株価のグラフが上昇の勢いの時は赤色になる。株価上昇を祈願するため、尹社長と役員たちは赤色のネクタイを選んだのだ。同日、第一毛織の上場初日の株価は、公募価格の2倍以上に高騰し、話題を呼んだ。

三星(サムスン)ファッション研究所のオ・スミン研究員は、「男性スーツでネクタイは、色が持つ象徴性を伝える機能を果たしている」とし、「場所やミーティングの相手によって、適当なネクタイを選ぶのが重要だ」と話した。

頻繁につけることがなくなって、ぎこちなくなったネクタイ。絶対に必要な時、適当な色を選ぶことができるよう三星ファッション研究所の手助けを受け、ネクタイの色に伴う意味合いについて調べた。

▲赤色〓パワー

企業家たちが取引所で赤色のネクタイをつけるように、世界的な政治家たちも、重要な演説を行うときは赤色のネクタイをつける。情熱や力を象徴するためだ。赤色のネクタイをつける時は、薄色のシャツと濃い色のスーツを着るのが一般的だ。

▲紫色〓自信感

相手の記憶に残る初印象を与えたいビジネスマンには、紫色のような典型的でない色のネクタイが似合う。紫色は伝統的に王族を象徴する色だった。富を象徴したりもする。オ研究員は、「金融街を中心に、紫色を好むネクタイ族がいる」と説明した。

▲青色=落ち着き

いつ、どこでも無難に着用できるネクタイの色は青色だ。絵柄のある青色のネクタイは、専門的な感じを与えるため、経営者が普段からよく使うアイテムだ。明るい系列のコバルトやロイヤルブルーの色合いは、ファッションのポイントになることもある。一方、藍色に近い暗い系の青色は、厳格で信頼を与える空気を演出することができる。

●褐色〓親しさ

営業やサービス職のように、多くの人たちを相手にする職業なら、褐色系のエコ的色合いが適している。穏やかで親しさを与えるからだ。ただ、同じ系のシャツを着用すれば、退屈な感じを与える。