Go to contents

プレッシャーに打ち勝てず、朴小宴が9位 フィギュア四大陸選手権

プレッシャーに打ち勝てず、朴小宴が9位 フィギュア四大陸選手権

Posted February. 16, 2015 07:22,   

한국어

自信感。「ポスト金姸児(キム・ヨナ)」のトップランナー、朴小宴(パク・ソヨン、18=シンモク高・写真)に至急身に着けなければならない要素だ。15日、国際スケート連盟(ISU)四大陸フィギュア選手権で納得のいかない成績を出した朴小宴は、競技を終えた直後に何度も「自信感」を口にした。プレッシャーに押しつぶされ、自分の演技ができなかったことを悔やむ言葉だった。

朴小宴は同日、フリーで技術点(TES)59.80点、演技構成(PCS)51.48点、減点1点で110.28点を獲得し、合計163.75点で自己ベスト(合計176.61点)を大きく下回った。総合順位は9位だった。

ホームで開かれた大会で朴小宴は、自己ベストの更新が期待されていた。ロシアなど欧州勢が出場しないため、入賞も見込まれた。だが朴小宴はプレッシャーに打ち勝つことができなかった。普段はあり得ないミスも犯した。13日のショートでスピンを失敗したが、この日もトリプルループを飛ぶ途中に転んだ。朴小宴は「緊張してジャンプする度に少しずつ揺れた。国内での大会ということもあって、余計緊張した」と話した。

昨年、金姸児が引退した後、次世代走者として期待を一身に背負ったことが、むしろプレッシャーになった。朴小宴は「(金姸児さんのような好成績を出して)後輩たちに力になってあげるべきだけど…」と言葉尻を濁らせた。大韓氷上競技連盟のサゴン・ギョンウォン副会長は「昨年のシニア舞台でデビューした朴小宴は国際大会の経験が多くないので、事実上今回が初シーズンのようなものだ」と言い、「大会の経験を積みながらプレッシャーに負けないことがカギとなる」と話した。

一方、キム・ヘジン(18=果川高)はフリーで95.89点をもらい合計147.3点で11位になった。急速に身長が伸びているため膝と腰に痛みを訴えているキム・ヘジンは、「シーズン最高の成績が出せたので満足している」と言って笑った。最年少のチェ・ソンジュ(17=ファジョン高)は右足指の間が切れる負傷にも自己ベスト(合計139.09点)をマークし、13位で大会を終えた。優勝を手にしたのは米国のポリーナ・エドモズド(合計184.02点)だった。