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「無反省」の安倍首相と「無限反省」のメルケル首相

「無反省」の安倍首相と「無限反省」のメルケル首相

Posted January. 28, 2015 07:18,   

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第2次世界大戦終戦70年を迎え、共に戦争犯罪の清算の負債を負っているドイツと日本の行動が克明に交錯している。

ドイツのメルケル首相は26日、ベルリンで行われたアウシュビッツ収容所解放70周年記念式典の演説で、「人道に反する犯罪は時間が経過しても消えるものではない。当時のおぞましい行為を次世代に伝え、記憶することが、ドイツ人の永久的な責任だ」と述べた。

メルケル首相の演説は、日本の過去を消すことに汲々とする安倍晋三首相の態度と比較される。日本のメディアは27日、安倍首相が25日のNHK討論番組で、今年出す「安倍談話」について、1995年に日本の侵略戦争と植民地支配を謝罪した村山富市首相の談話の核心的な表現を抜く可能性を示唆したことに対して、一斉に憂慮を表明した。朝日新聞は社説で、安倍首相が歴代内閣の談話を継承するとしながら村山談話の核心表現を継承に否定的な態度を示していることの矛盾を指摘した。東京新聞も「戦後70年談話、反省抜きで未来語れぬ」と題する社説を掲載した。