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「変な画面撮られたらおしまい!」 国会議員の間で携帯覗き見防止フィルムがブーム

「変な画面撮られたらおしまい!」 国会議員の間で携帯覗き見防止フィルムがブーム

Posted January. 03, 2015 07:14,   

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「引っかかったら、言い訳すらできないでしょう!」

与党セヌリ党の党幹部は最近、自分の携帯電話に覗き見防止フィルムを貼り付けた。携帯電話の液晶に黒いフィルムを貼り付けており、正面から見なければ、画面に表示された内容が見えない。携帯メールなどに書かれた内容が写真に写って、公開されるのを防ぐための措置だという。

この党幹部は2日、「本会議場や常任委に出席して、携帯メールを押したところ、変なものが映り、カメラに撮られてしまえば、言い訳すらできない」とし、「最初から、覗き見防止フィルムを貼り付けて、気をつけたほうが増しだ」と語った。彼は最近、ほかの議員たちにも情報流出防止のための覗き見防止フィルムの存在を積極的に知らせている。

実際、2013年、与党のとある議員が本会議場でヌード写真を見ていたところを、カメラに撮られたことがあり、最大野党の新政治民主連合の一人の議員も、個人的にやり取りした携帯メールが、丸ごと公開されたりもした。

議員らは、本会議場の場合、一番後ろの席から2、3番目の列の席が最も目に付きやすいと、それなりに分析している。この席は、概ね、院内副代表団や各常任委幹事らが座るが、すぐ上の階にいる写真記者らと近くて、カメラに写りやすい角度だという。

覗き見防止フィルムを使っているセヌリ党の院内副代表は、「本会議場の前の席は、わりと映り難いが、後ろの方は、割合露出頻度が高い」とし、「携帯電話を見る際は、相当気を使っている」と空気を伝えた。

しかしデメリットも少なくない。とある議員は、「覗き見防止フィルムは厚みがあるので、携帯電話を使う時、指のタッチが鈍ったりもする」とし、「晴れた天気でも、太陽光のため、携帯メールを見るのがなかなか難しい」と話した。