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韓国入りのルーマニア人、1億2000万ウォン分のブランド品を購入

韓国入りのルーマニア人、1億2000万ウォン分のブランド品を購入

Posted October. 01, 2014 03:09,   

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「ルーマニアにも、韓流ブームが激しく吹き荒れていて…。韓国に来てみたかったんです」

警察の前に座っていたルーマニア人5人の、韓国行きの理由は簡単だった。ソウル地方警察庁・国際犯罪捜査隊は、7月と9月に韓国入りし、偽造クレジットカードでソウル江南(カンナム)デパートのブランド品館などで、計1億2000万ウォン相当の品物を購入した容疑(与信専門金融業法違反)で、ルーマニア人のD容疑者(27)など5人を拘束したと、30日明らかにした。

自国で、タクシー運転手や練炭工場の職員などとして働いていた彼らは、とある犯罪組織から、「韓国に行って、ブランド品を買って戻れば、購入代金の10%を手数料に払う」という声をかけられ、韓国行きの飛行機に乗った。韓国では、ハンガリーやスペイン国籍に偽造したパスポートや偽造された名前の書かれたクレジットカードで、ブランド品のカバンや靴、腕時計、金製亀、ノートパソコンなどを買った。

彼らが使った200枚あまりのクレジットカードは、全て、タイやマレーシアなどでコピーされたカードであり、韓国を除く、19ヶ国で発行されたことが確認の結果分かった。警察は、「観光地でカードコピー機でカード情報をコピーして作った」とし、「ルーマニア現地の総責任者が、セキュリティの優れたICカード読み取り機よりは、マグネティックカード読み取り機を多く使う韓国をターゲットにした」と説明した。