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「自私高廃止」推進のソウル市教育監、モンゴル出張で2日間「観光」

「自私高廃止」推進のソウル市教育監、モンゴル出張で2日間「観光」

Posted September. 30, 2014 03:11,   

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ソウル市のチョ・ヒヨン教育監(写真)が8月28日から9月3日までの5泊7日の日程で行ったモンゴル出張日程の一部は観光だったことが明らかになった。当時のソウル市教育庁は、チョ教育監の自律型私立高校(自私高)廃止政策のため、保護者たちが市教育庁の前で大規模な集会を行うなど緊張感が走り続ける状況だった。

東亜(トンア)日報が入手した市教育庁の「14年のモンゴル・ウランバートル市役所訪問結果に関する報告書」によると、チョ教育監は随行秘書など4人を伴って出張に行ってきた。訪問の目的は「韓国とモンゴル首都間の教育協力活性化のための方策探り」などだった。

問題は出張の内容だった。28日現地に着いたチョ教育監は29日と9月1、2日に現地での日程をこなした。その間の週末の8月30日と31日の日程は「終日文化探訪」だった。出張目的とは関係のないモンゴル観光に、2日間も費やされている。同期間韓国では、自私高生徒の保護者たちが連日のようにチョ教育観との面談を要求し、市教育庁の職員たちは冷や汗を掻きながらそれを引き止めていた。チョ教育監の立場からすると、週末で公式日程をこなし難い状況だったかも知れないが、一方では「モンゴルから正式招待を受けたのは出張2ヵ月前の7月7日で、すでに自私高問題が浮上している時期だった。予め日程を調整すべきだった」と指摘する声も高まっている。