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「階間騒音が我慢できない」 上階の玄関に人糞をまき散らす

「階間騒音が我慢できない」 上階の玄関に人糞をまき散らす

Posted September. 15, 2014 08:54,   

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今年2月5日午前1時57分ごろ、蔚山南区(ウルサン・ナムグ)のとあるマンションの210号の玄関前。1人の男が、玄関ドアに人糞を撒き散らした後、消える姿が、防犯カメラ(CCTV)に映った。1月12日から続いた「人糞テロ」は、この日で9回も続けられた。人糞は、210号の玄関の壁や玄関ドアの取って、飲み物入りの袋などに、無差別に撒き散らされた。時には、生ゴミが捨てられており、酷い時は、窓に石が投げ込まれたりもした。主に、午前0時30分〜2時の間に行われ、犯人を見つけるのが難しかった。我慢できなくなった210号の持ち主は、管理事務所でCCTVを確認した結果、「人糞テロ犯」は、ほかならぬ110号に住むイ某氏(31)であることが分かった。イ容疑者は、警察で、「上階の騒音があまりにも激しく、眠ることができず、そうした」と自供した。

蔚山地裁刑事2単独の林海志(イム・へジ)判事は14日、財物損壊罪で起訴されたイ被告に、懲役6ヵ月に執行猶予2年を判決し、保護観察を命令した。林判事は、「階間騒音で苦しんでいるなら、マンションの自治機構や管理事務所を通じて、問題を解決しなければならないが、騒音がどこで発生するかを確認せず、上階で発生したと決め付け、隣人を精神的・肉体的に苦しめ、その罪質が重い」と明らかにした。ただ、「過ちを反省して引っ越したこと、被害者との示談が成立したことを考慮した」と執行猶予を言い渡した。