負傷から回復のロナウドが２ゴール、レアルがＵＥＦＡ王者に

スペインリーグの名門レアル・マドリードがクリティアーノ・ロナウドの２ゴールで欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）スーパーカップを手にした。

レアルは１３日、英国ウェールズのカーディフ・シティＦＣスタジアムで行われたスーパーカップ決勝で、同じスペインリーグのセビージャに２−０で完勝した。昨季の最後に屈腱炎の診断を受けながらもブラジルＷ杯出場を強行し負傷が悪化したロナウドが、長いリハビリを終えて、この日、一人で２ゴールを決め、負傷から回復した。前半３０分と後半４分に連続ゴールを決めたロナウドは、試合の最優秀選手に選ばれた。

スーパーカップは、ＵＥＦＡチャンピオンズリーグ優勝チーム（レアル）とＵＥＦＡヨーロッパリーグ王者（セビージャ）が対戦し、欧州最高のクラブを分ける国際試合。昨季のスペインリーグでアトレティコ・マドリードに王者の座を明け渡したレアルは、２００２年以降２度目の頂点に立ち、２４日に開幕する２０１４〜２０１５シーズンで王者奪還への可能性を見せ付けた。

この日の試合は、ブラジルＷ杯以降８０００万ユーロ（約１０９８億ウォン）でレアルに移籍したコロンビアの特級ＦＷハメス・ロドリゲスは攻撃ポイントこそ挙げられなかったが、後半２３分に強力な左足シュートで相手ゴールを脅かした。