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韓国政府、北朝鮮に高官級協議開催を提案

韓国政府、北朝鮮に高官級協議開催を提案

Posted August. 12, 2014 03:47,   

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韓国政府は11日、秋夕(チュソク =旧暦8月15日の節句)を迎え離散家族問題などを話し合う第2次南北高官級協議を19日に開催することを北朝鮮に提案した。協議の場所としては板門店(パンムンジョム)北側の統一閣(トンイルガク)を提示した。

政府は同日午前9時20分頃、 金奎顕(キム・ギュヒョン)首席代表(大統領国家安保室1次長)名義の通知文を通じてこのような意向を伝え、協議日付の調整を求める場合は、他の日付を提示してほしいと要請したという。

統一部の高官は、「高官級協議で秋夕を迎え離散家族の再開問題など両方の関心事項について協議することを提案した」とし、「(北朝鮮側が要求してきた)5・24措置の解除問題や金剛山(クムガンサン)観光事業再開問題についても話し合う意向がある」と述べた。

政府は今回の協議が、海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件以来、南北交流を中止した5・24措置の解除や金剛山観光再開を目標とするものではないと一線を画している。しかし、協議の全ての議題について余地を残していることから、前向きな空気の変化が伺える。

この高官は「5・24制裁や 金剛山観光問題に対する北朝鮮代表団の意見を聞き、政府の考えを伝えていきたい」と述べた。また、今回の協議で北朝鮮の選手団と応援団の仁川(インチョン)アジア協議大会への参加など、南北間の懸案についても幅広い議論ができるという姿勢を見せている。