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リベリアから宣教師たちが帰国、米の防疫に非常事態

リベリアから宣教師たちが帰国、米の防疫に非常事態

Posted August. 12, 2014 03:47,   

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エボラ出血熱の流入を阻止するために世界各国が非常態勢を強化している。

米ノースカロライナ州政府は10日、エボラ出血熱の拡散を憂慮して、検疫対策を立てたと明らかにした。ノースカロライナ州シャーロットに本部を置くキリスト教慈善団体「SIM USA」は、リベリアにいる一部の職員がノースカロライナに戻る予定だと明らかにした。リベリアはエボラ出血熱が急速に広がった西アフリカ国家の一つだ。今回帰国する職員は、エボラ出血熱に感染して治療を受けている米国人女性ナンシー・ライトボル宣教師の仲間だという。SIM USAは、帰国する宣教師の数と名前は公開していない。シャーロット・メクレンバーグ郡のスティーブン・キーナー保険局長は、「エボラ出血熱の潜伏期が最長21日なので、帰国した宣教師を21日間別の場所に隔離する」と明らかにした。

これまでエボラ出血熱に感染して2人が死亡したナイジェリアは、これ以上の感染を防ぐために死体の移動を禁止した。死体に触れるアフリカの一部地域の葬儀風習は、エボラ出血熱を拡散させる主な要因と指摘されている。DPA通信は10日、ナイジェリア政府がエボラ出血熱の拡散を防ぐために、死体を国家や州の境界を越えて運ぶことを禁止したと報じた。一方、アジア全域を緊張させた香港のエボラ出血熱の感染が疑われた患者は、陰性の診断が下された。香港保険当局は10日、ナイジェリアから来た男性に精密検査を行った結果、エボラ出血熱に感染していないことが確認されたと明らかにした。