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「イスラム武装勢力の台頭はオバマ政権の失策」、クリントン前長官が批判

「イスラム武装勢力の台頭はオバマ政権の失策」、クリントン前長官が批判

Posted August. 12, 2014 03:47,   

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2016年の米大統領選挙の民主党有力候補とされるクリントン前国務長官が、イラクの内戦事態と関連してオバマ大統領の外交政策を批判し、本格的な差別化に乗り出した。

クリントン氏は、10日(現地時間)発売の時事雑誌「アトランティック」とのインタビューで、「イスラム武装勢力の台頭は、オバマ大統領の外交政策の失敗」と批判した。特に、シリア内戦を取り上げ、「『イスラム国家(IS)』のような武装勢力に道を開いたことが決定的な失敗だ」とし、「内戦初期にアサド政権に抵抗した反体制勢力の武装化に失敗し、そのためジハーディスト(イスラム聖戦主義者)が『力の空白』を埋めることになった」と指摘した。

クリントン氏はインタビューで、「偉大な国家は原則を立てることが必要だ」とし、「『愚かなことをするな(Don`t Do Stupid Stuff・DDSS)』という言葉は原則ではない」と強調した。「DDSS」は、オバマ大統領が自分の外交政策を説明する時にしばしば使う表現だ。

クリントン氏のオバマ大統領批判は、大統領選挙のさらなる信号弾という見方が支配的だ。歴代最低レベルの40%前半の支持率で推移しているオバマ大統領と距離を置くことで、共和党の批判攻勢を事前に遮断する考えだ。