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金第1書記、労働党幹部らに白頭山踏査を指示

金第1書記、労働党幹部らに白頭山踏査を指示

Posted August. 01, 2014 10:48,   

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、人民軍指揮官に続いて労働党の主要幹部に対しても白頭山(ペクドゥサン)への踏査行軍を直接指示し、内部引き締めに乗り出したものと見られる。

北朝鮮・労働新聞は31日、「全国の党責任幹部の白頭山地区への革命戦跡地踏査行軍が始まった」とし、「踏査行軍隊の出発の集いが前日、兩江道普天堡(ヤンガンド・ポチョンボ)で開かれた」と報じた。

「党の責任幹部」とは、労働党の主要高官を指す表現で、中央党の副部長級以上、地方の党責任書記・組織書記・宣伝書記など都・市・郡(区域)の党書記を言う。これまで一般幹部や労働者を対象とする「革命戦跡地」踏査行軍は恒例行事として行われてきたが、党の高官を挙げての行軍は異例のことだ。

北朝鮮軍の連隊長級以上の指揮官らは金正恩の指示に従って、3月23日から4月1日にかけて白頭山地区への踏査行軍を行ったことがある。

金正恩が「白頭の血統に挑戦しようとした」という理由で叔父を粛清して以来、軍の指揮官や労働党の主要幹部を対象に3代世襲を象徴する白頭山地域への踏査を強行しているのは、世襲権力と1人支配体制を固める狙いと見られる。