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主要4河川の水質調査用「ロボットフィッシュ」は不良品

主要4河川の水質調査用「ロボットフィッシュ」は不良品

Posted July. 31, 2014 05:29,   

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李明博(イ・ミョンバク)政府時代、主要4河川事業の川の水質調査のために、57億ウォンをかけて開発したロボットフィッシュ(写真)が、まともに泳ぐことすらできない不良品であることが明らかになった。監査院は30日、1月から3月にかけて、ロボット魚の研究開発(R&D)事業など、産業技術研究会所属拠出研究所のR&D管理実態についての監査結果を、30日発表し、ロボットフィッシュの研究成果が過度に誇張されたと指摘した。

韓国生産技術研究院など5つの機関は、産業技術研究会から支援を受け、ロボットフィッシュを開発した後、昨年8月、性能関連の7つの目標項目を全て達成したと発表した。しかし、監査院が専門家らとロボットフィッシュの性能についてテストを行った結果、ロボットフィッシュ9台中7台が故障しており、2台のみが作動した。ロボットフィッシュの遊泳スピードは、秒速2.5メートルの目標を達成したと発表したが、実際のテストでは、0.23メートルに止まった。通信距離も、目標値の500メートルの10分の1レベルのわずか50メートルだった。

監査院は、産業技術研究会などに、ロボットフィッシュの研究課題を再評価し、研究費を不当に執行した研究責任者を問責するよう通知した。