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検察と警察、兪炳彦氏捜査で連携強化を確認

検察と警察、兪炳彦氏捜査で連携強化を確認

Posted July. 29, 2014 03:41,   

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兪炳彦(ユ・ビョンオン)セモグループ元会長の不正を巡る捜査以来、相次ぐ「不協和音」で批判を受けている警察・検察が、ようやく内部の引き締めに乗り出した。李晟漢(イ・ソンハン)警察庁長は28日、全国の地方警察庁長と警察署長が出席する「警察指導部のテレビ会議」を開き、「功績に目がくらみ、捜査機関同士の協力がうまくいかなかった場合は、厳重に責任を問う考えだ」と明らかにした。

最近の警察と検察間の葛藤について、警察の首脳部が公に警告したのだ。李庁長は、「省庁間の垣根を取り除くことは、現政権が力点を置いている方針の一つ」とし、「今回の捜査と関連して、検察との積極的な協力の下で捜査を進めてほしい」と述べた。警察は、兪元会長の遺体発見などの情報を検察側と共有しなかったため、「検察・警察の不通」を巡る議論をもたらした。

検察側も警察との協調強化に乗り出した。検察は27日から、仁川(インチョン)地検で行っている兪大均(ユ・デギュン)氏関連ブリーフィングに、仁川地方警察庁の広域捜査隊長など警察関係者が出席するようにしている。検察もまた5月25日、警察を排除したまま、兪元会長が隠れていた全羅南道順天市(チョンラナムド・スンチョンシ)の別荘を急襲し、兪元会長を確保する機会を逃したとの批判を受けていた。 警察・検察は、同事件のマスコミへの窓口を一本化する「共同報道官制度」の導入も検討している。